フリーランスでIT関連の仕事をしていると、案件の内容によっては単価を上げてほしいと思うときもあるでしょう。

しかし、だからといって、いつでも交渉して良いというわけではありません。

タイミングによってはクライアントの印象が悪くなり、気まずい雰囲気になりかねないので注意が必要と言えます。

単価交渉を考えているなら、契約の更新時が狙い目です。

契約を更新するときは、互いに業務について見直す時期でもあります。

クライアントが契約更新を希望しているのは、これからも仕事を任せたいという表れです。

多少の値上げに関してなら、応じてくれる可能性があります。

報酬の無理な引き上げは、信頼を壊してしまうリスクもあるので気をつけましょう。

単価交渉したい場合は、クライアント側の事情も考慮することが大事です。

また、仕事量が増えた際も単価交渉しやすいタイミングとなります。

フリーランスの単価を決める基準の一つは仕事量なので、仕事量が増えるならその量に見合った報酬を請求するのは当然です。

いきなり単価交渉に入ると、クライアントが納得してくれない、最悪の場合には契約解除されることもあります。

IT関連で活躍するフリーランスが、どの程度の仕事量でいくら報酬をもらっているかを調べてみましょう。

調べた情報をもとに自分の報酬額を出したうえで、クライアントに提示することをおすすめします。

自分とクライアントの双方が納得できるような、案件の単価交渉が欠かせません。